結論:自分なら必ず投資をする
毎月の給与が手取り25万円/月とします。手取りの年収は300万円。
*ここでは簡略化するためにボーナスは無いものとして考えます
皆さんなら投資しますか?当然、毎月の支出額にもよるでしょうし、単身か既婚か、賃貸か持ち家か?など条件によって異なるとは思います。しかしどんな状況下であれ自分なら「投資」をします。さらにいえば手取り25万円/月の状況下での「投資」はコツコツと投資信託に毎月積み立てていく手法を取ります。
今回のケースでは毎月2万円、投資信託に積み立てることを想定してみます。
(手取り25万円)-(支出23万円)=残り2万円(この2万円をどう捻出していくかは後述)
前提として「預金(貯金)も投資」「物価は上昇していく」
「毎月少しでも余裕があるなら銀行預金をする」という方も多いと思います。預金も円に投資しているという感覚を持つことが重要です。2023年時点でメガバンクの普通預金利率0.001%。つまり仮に1億円預けても1年後に1,000円の利息しか受け取れません。悲しすぎます。
加えて最近の物価上昇は皆さん感じていることと想像します。自分の場合はお気に入りのツナコーンの缶詰(便利すぎて常備🐟)の値段が急上昇した際に「あ~ニュースで言っている通り、物の値段が上がっているな。。」と実感しました。
現在の物価上昇のスピードには利率0.001%では到底追いつけないです。つまり、今は10万円で買えているものが来年10万1円であると信じ切れるのであれば0.001%の利率でも納得できるかもしれません。しかし、円安や海外勢と比較した日本の購買力の低下、戦争等による物流の複雑性など様々な要因からも物価は上昇していくと予想されます。
したがって「預金も投資」「物価は上昇していく」という感覚を持つことで「今あるお金を増やしていく必要性」に気づきやすくなるはずです。これが毎月の手残りが2万円でも積立投資をする理由に繋がります。
投資する余裕なんて無い!をどう解決するか?
自分はいつもそう思っていました。ところが実践してみると「あれ?普通に生活できてるな」というのが率直な感想です。先に投資できる金額を差し引いて生活するというシンプルな手法です。手取り25万円で毎月2万円投資であればそもそも手取りが23万円として生活してしまう訳です。
やってみると「手取り23万円で生活している人もいるし、自分も以前は手取り25万も無かった。そりゃできるよな」と腑に落ちてきます。
今では証券会社(お勧めはSBI証券、楽天証券)で「毎月2万円が自動的に積立てられる」ように簡単に設定できます。こうする事で「残り23万円」という環境下で生活ができ、かつ淡々と資産は複利の効果によって増えていきます。
まずは無理のない範囲で「毎月の積立額を設定してみる」ことが解決策になります。やってみて生活が難しければ毎月の積立金額を減らすなど、これまた簡単な設定で修正ができます。
毎月2万円の積立投資 将来いくらになるのか?
毎月2万円を単純に貯金するだけなら10年後に240万円になります。
全世界株式への投資信託【例:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー】や米国株式への投資信託【例:eMAXIS Slim 全米株式】に投資したとします。ここでは利回りを低めに設定し4%として計算します。
10年後には294万5千円となり約54万円が複利の効果で増えていきます。積立期間を延ばせばさらに複利の効果は利いてきます。金融庁のサイトで簡単にシミュレーションができます!
*参考:資産運用シミュレーション : 金融庁 (fsa.go.jp)
まとめ
『手取り25万円/月 投資はしたほうが良い?』と題して、自分なら必ず投資をするという結論を出しました。
・「預金(貯金)も投資」「物価は上昇していく」
・仮に毎月2万円を積み立てていけば、年利4%とすると10年後には294万5千円となり約54万円が複利の効果で増えていく
そもそも何故このような設定にしたかというと、以前の自分自身が「手取り25万円・投資をしていない・投資に回すお金なんて無い」と考え生活していたからです。あの頃の自分に「早めに証券口座開設しておけよー」と伝えたいですね(笑)
今回は分かりやすく2万円をすべて投資信託に積み立てるというケースを想定しました。実際には半分の1万円は貯金をして、残りの1万円を投資信託に回すなど「人によって心地良さ」が異なると思います。
最もお伝えしたいのは「早めに投資を始めること」です。「もし、あの頃から毎月、投資信託への積立をしていたら・・・」と考えたことは多々あります。
皆さんにはできるだけ早く、心地良い資産形成、Happyな生活を送って頂きたいです!
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